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彼は 立ち尽くす 足元に
割って 入ってきた
うたがうこと を 知らぬ 彼が …
いたたまれなかった
あたしは しずかに こし を 下ろし
彼 を はさむように 地べたへ 着いた
好きなだけ そうしていれば いいさ …
彼は いつまでも その身 を あずけ
動こうとはしなかった
いつの間にか 大きな く しゃみは
ピタリ と 止まっていた
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2002/02
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