2002/09



カラス森 の 塔裏で チビ を みとめた

それは 実に ふた 月ぶり の ことで あった


狂喜せんばかり に 抱きしめる

彼女は ちょっぴり 照れくさ そうに 細笑んだ


ちっちゃな ちっちゃな チビ …

コロコロ と 甘える 可愛い 仕草 …


それは いっそう 孤独に 思え

ひしっ と 抱きしめていないと

遠ざかる 夏 の お 日さ ま の 如く

また た く 間に 消えてしまいそうだった
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