奔放すぎる 花宵の 波は

彼らの 尖った ガラス の 神経に

ドカ ドカ と 土足で 踏み込み

砂 を まぶしてゆく


彼ら を 知 らしめてはならぬ …

好奇 の 眼に さ らしてはならぬ …

苛立ち と 焦り の 中 で 幾たび と 時 を 噛んだ


中途半端に 見捨てられた 夕刻 の 谷間

わずかに 訪れた 朱色 の しずけさ

人目 を 阻む つかの間 の 秘会に

すがる 彼 の 背 が 泣いていた …

2002/03
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