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ただ 重苦しいだけ の 刻 の 経過 …
その果てに みとめた 彼 の すがたは
生 を 弄ぶ 神 の いたずらによって
すがた を 変えていた
それは まるで 救い を 求めるように
音に ならない キレギレ の 叫び声 を
必死に あげながら すがりつた
雪肌に 黒紫色 の シマ を 刻む
その身は 土色 と 化し
うつくしい 山 を 描いていた 耳は
生々しい 血肉色の 肌 を 覗かせていた
なんてことだ …
裂けたる 絶望 と 怒り に
狂った 心悸 の 鼓動 が ギリ ギリ と
息 を 止めた
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2003/04
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