酷 と 刻み込まれた 不在 の 意 …

それは 米式 と いわれる 虚勢 の 「証」

たしかに 一見にして 判る それは

未来なき 彼ら の 明日 を つなぐ

かすかな 希望 と なるであろう

すべては こころ ある者たち の 善意 …

すべては 人世 の 矛盾 が つくりし 苦肉 の 術 …

その苦労たるもの 計り 知れず

どれほど の 異議 を 称えることが できようか

こころ なき者たち の 許しがたき 尻ぬぐいに

切れごとなどは いってはいられない

わかっているさ …  わかっているさ …

だが もって しかし 愚かな 半身 の 自分 が

ココロ を 衝いて 吠え 叫ぶのだ

それは まるで 絡み付く 奇病 の 如く

執拗に 己 の こころ を 苛立たせるのだ

ならば 自分に なに が 出来ようか

そう 責め 問うたところで 答えなど 出やしない …

2003/04
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