夏の嵐が チビビ(ニィ ニィ の妹)を 連れ去り
秋の香りと 共に ニィ ニィ が 自分の居場所を求め
外人墓地を 離れていった
マーやブチャイクまでも すがた を 見せなくなった
ひとり 立ち間近な チビの仔猫たち …

ふと、空を仰げば いつの間にか
ギラギラと、睨みつけていた お 陽さ まが
どこか遠慮がちに 細笑んでいた
たのしかった 夏が 終わろうとしている

ウンチ くん …  クロ …
ふたり も どこか 寂しそうだった

なんだって 夏の終わりは こんなにも哀しいのだろう …
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